2010年04月21日

うまい棒が1本10円をキープできる理由

うまい棒(うまいぼう)は誰もが知る棒状のスナック菓子です。
駄菓子の代名詞とも言えるほどメジャーなスナック菓子
昔は駄菓子屋、今はスーパーコンビニと何処でも手に入れる事ができます。
無数の味付けバリエーションでファンも多いスナック菓子ですが
やはり最も注目すべきなのはその販売価格でしょう。
言うまでもなくうまい棒1本10円です。
この10円という値段設定は流通している食品の最小単位でもあり
最低価格と言ってもよいでしょう。
つまり町で買える最も安い食べ物と言えます。

そして驚くべきことに
うまい棒は1979年7月に発売開始されて以来この「1本10円」という価格設定を維持し続けています。
10円かどうかはともかく30年以上も価格をキープするというのは至難の業であり
食品に限らず全てのジャンルに目を向けても珍しいことです。

なぜうまい棒は30年以上にも渡って1本10円で提供し続ける事が出来るのでしょうか。
逆に商品が価格の引き上げを余儀なくされる状況を考えると
ほとんどの場合が原料価格の高騰です。
うまい棒も同じように原材料費の価格変動による影響を強く受けています。
その中で1本10円を維持し続ける事が出来るのは
「長さを常に調節しているから」です。

つまりうまい棒の中身は長さが常に変化しています。
原材料が高くなればうまい棒はそのつど短くなっているのです。
同じ10円で短いうまい棒を買うわけですから
実質値上がりしているのと同じことですが
それを消費者に意識させずに行っているところが巧妙といえるのではないでしょうか。

しかしこれを
消費者の知らないところでこっそりと値段を引き上げているという考えは間違いです。
原材料が値上がりしたために商品の値段もつり上がるのは当然のことです。
しかしそれを消費者に意識させない、
そんな買い物をしたと感じさせない、
同じ値段で同じ満足を提供し続けていることは
30年以上に及ぶ業努力の結晶です。

これからもこの挑戦は続いていくのでしょうか。
不可能を可能にしてきたうまい棒
これからもいつまでも1本10円を守り続けてくれることを期待しています。

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posted by D at 21:02| Comment(1) | TrackBack(0) | グルメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なるほどです。
国産で頑張り続けている稀有な商品ですね。
Posted by ダイナマイト筑波 at 2010年10月11日 00:38
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