2010年04月25日

エコ素材【塩ビ】

ダイオキシン発生の元凶と思われがちな塩化ビニル
実は意外と省エネ環境にも優しいということで見直されています。

塩ビに対する誤解

通称、塩ビと呼ばれるポリ塩化ビニル、または塩化ビニル樹脂
燃やした時にダイオキシンが大量に発生するというイメージが定着していましたが
廃棄物焼却施設の改造・整備などにより
ダイオキシン類の発生量は10年で97%も減少しています。
紙や木材を燃やしても塩素が含まれていればダイオキシンは発生するなど
ほとんどの物は燃やせばダイオキシンが発生します。
塩ビだけがダイオキシンを大量に発生させるという認識は大きな誤解と言えます。


塩ビは省資源な素材

プラスチックの一種である塩ビの原料は
約60%が塩、残りの約40%が石油由来です。
ほとんどのプラスチック製品が100%石油を原料にしているのに比べて
塩ビ石油の消費を抑えた省資源素材です。
また、塩ビは住宅の床材や壁材などの建築用部材の代替としても活躍するため
塩ビ製品を積極的に活用することによって
大切な天然素材である石油の大量消費を防ぐだけでなく
森林の保護にもつながります。


現代社会を支える塩ビ製品

塩ビの用途は数多くありますが
その中でも住まいの優れた住宅用建材として私たちの暮らしを支えています。
中でも有名なのは上下水道管や雨樋です。
住宅に使われている雨樋もほぼ100%塩ビ製です。
他にも電気製品の電源コードに使われている被覆や住宅の壁紙も90%が塩ビ素材、
クレジットカードキャッシュカードも塩ビ製が使われるなど
私たちは塩ビ製品に囲まれながら生活していると言ってもよいほどです。
食品業界ではスーパーなどで食品を包むのに使われる業務用ラップフィルム、
ファッション業界ではブランドバッグ、
さらに輸血や点滴のバッグチューブなど医療分野でも塩ビ製品が活躍しています。


軽量なのに高い強度と耐久性の塩ビサッシ、断熱効果も抜群!
塩ビ素材の特徴として水道管などの硬いものからラップフィルムの様な柔らかいものまで自在に加工できること、
透明な物からカラフルな物までカラーバリエーションに富んだ製品を作れることなどが挙げられます。
他にも燃えにくい性質、難燃性など塩ビの魅力は数多くありますが
特に強度と耐久性にすぐれ、軽量で扱いやすい特徴を生かしたのが
アルミ製の製品に代わって注目を集めている塩ビサッシです。
サッシと言うとアルミ製が主流でしたが
冬場のアルミサッシが冷たく冷え切っていることからもわかるとおり
アルミ製のサッシは熱伝導率が高く外気の熱を室内に伝えやすい、
逆に室内の熱を外に逃がしやすいという欠点もあります。
そのため冷暖房の効率も下がり結露がつきやすいなど生活に不都合な点もありました。
それに対して熱を伝えにくい塩ビはサッシに最適で
その断熱効果はアルミサッシの約1000倍です。
現在はまだ普及率の低い塩ビサッシですが
予定では今春から運用が始まる住宅版エコポイント制度の対象項目に挙げられるなど
今後ビルや戸建て住宅などに広く普及し
塩ビ製品地球温暖化防止に貢献する機会も増えるのではないでしょうか。


長寿命外装材、塩ビサイディング
周りを海に囲まれた島国である日本は沿岸部での塩害に悩まされています。
コンクリートやモルタル、金属素材などでできた家の外壁は
塩害による耐久性の低下が著しく
より低コスト、高耐久で強度に優れた住宅建材の開発が課題となっていました。
これらの問題を全て解決してくれる塩ビサイデイングなら
薄くて軽量なだけでなく塩害から家を頼もしく守ってくれます。
しかも材料に最初から顔料を練りこんで発色している塩ビサイディングなら
後から表面塗装をしたり塗料を塗り替えたりする必要もなく
メンテナンス費用の節減にもつながります。


未来のエコハウスVien Pod(ビエンポッド)」
塩ビ素材を最大限に活用したエコハウスがあります。
その名も「Vien Pod(ビエンポッド)」。
Vien Pod(ビエンポッド)の内外には塩ビサイディング塩ビサッシ塩ビ製壁紙など、
塩ビ製品が数多く利用されています。
オフィスや店舗などでおなじみのタイルカーペットもその一つ。
もちろん断熱性、防音性、結露軽減、耐久性などの機能も抜群です。


塩ビの優れたリサイクル性
塩ビ製品は機能が優れているだけでなくリサイクルにも最適です。
塩ビ製品リサイクル技術は非常に充実していて
塩ビパイプなど単体の塩ビ製品は破砕、粉砕してリサイクルされ、
壁紙、床材、タイルカーペットなどの複合製品も
繊維と樹脂を分離することによってリサイクルが可能です。


これからの塩ビ
環境問題が注目される現代こそ
省エネを実現できる塩ビ製品が広く普及するべきではないでしょうか。
地球環境にも優しく、私たちの生活をより豊かにしてくれる塩ビ製品
今後ますますの活躍が期待されます。
posted by D at 23:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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